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社員インタビュー
Interview 01
専門を究めたり、ビジネス経験を積むなど、キャリアの選択肢が豊富
執行役員 脳梗塞リハビリセンター本部長
唐沢 彰太
<プロフィール>
回復期病院での勤務を通じて脳科学に興味を持ち、2015年2月に「脳梗塞リハビリセンター」に入職。理学療法士として施術に向き合う一方、会社が全国に店舗を展開するなかでマネジメントにも従事するように、現在は、執行役員 脳梗塞リハビリセンター本部長として、全体の運営や後進の育成に努めている。
自費リハビリの先駆的な環境で、PTとしての成長を目指して入社
理学療法士(PT)として回復期病院で6年働き、次のステップを考えたときに、脳卒中という疾患を経て生活されている方のリハビリに挑戦したいと思い、当時まだめずらしかった保険外の自費によるリハビリを行っていた「脳梗塞リハビリセンター」に転職をしました。
一般的なリハビリの病院や施設に比べ、20種類以上もあるリハビリ機器が一式そろう、たいへん充実した環境だったので、ここで自分のPTとしての実力を試したいと思いました。それが2015年2月のことで、私は正社員の理学療法士第一号でした。
リハビリの成果で見られる利用者の「笑顔」が一番のやりがい
現在は、脳梗塞リハビリセンターの本部長として、全国10ヵ所ある施設部門と、利用者の自宅に伺う訪問部門、そして新規サービスとして物販部門におけるマネジメントを担っています。新規店舗やサービスに関する計画立案から、現場のスタッフの悩みを聞き対応することまで、業務は幅広いですね。
当センターの特徴は、PT・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)などのセラピストやトレーナーに加え、国家資格である鍼灸師という専門性の高いスタッフがいること。そうして、利用者一人ひとりに適したリハビリ計画をオーダーメイドで作り、チームで提供しています。
また、延べ8000人に利用されており、施術経験も10万件以上あります。利用者ごとの状況に対して、どのようなプログラムで、どこまで改善が見込めるかといったノウハウの蓄積も、他の自費リハビリ施設とは一線を画しています。
ですから、優れたスタッフと一丸となりながら、専門職として経験を積んでいくことができる環境です。実際に私自身、病院ではもう改善しないだろうと言われてしまった方が当センターに通われ、2ヵ月、4ヵ月とリハビリを重ねていき、大きな変化が見られたときの笑顔というのは、回復期病院で働いていた頃には感じられなかったものです。そこは効果にこだわる自費リハビリに従事するならでの楽しさでありやりがいです。
経験の浅いセラピストでも、充実のプログラムで一人前に
一方で、難しさがあるのは利用者とのコミュニケーションでしょうか。皆さん、リハビリで状況が改善する可能性は秘めているものなので、それをしっかりと伝え、価値を感じてもらうことが大事です。そのうえで、各人がプロとしての技術や知識を持ち、可能性を引き出して差し上げられるよう、学び続けていかねばなりません。
当センターでは、まず入職時に研修があり、店舗運営に必要な技術を約1ヵ月と、それぞれの専門領域についても学びます。後者は、すでにある程度学んできた人であれば1ヵ月弱くらい、新人に近ければ半年近くかけて学び、最終チェックに合格すると店舗で施術に入れるというシステムになっています。ですから、あまり経験はないがしっかり仕事していきたい人にも安心ですね。研修はいまオンラインでも行っていますが、むしろ手元の動きなどが見やすいと評判です。
希望や適性をふまえ、3つのキャリアパスから選べる
キャリアパスとしては、現場でPTなどとして専門性を究めていくか、会社のビジネスにおいてPTの能力を発揮していくか、スタッフの育成に当たるかの、3つのルートがあります。各人の希望や適性をふまえて、相談しています。
私自身は、徐々にマネジメントのほうにシフトしたわけですが、そもそもはPTとして働いてきたのでビジネススキルは後から学んできました。社内のミーティングで自分の考えを言葉にし、その場で議論に参加するのは大変でしたが、自分でもビジネス書を読み漁ったり、B to BやKPIなどの用語はその場で調べて覚えるなど、努めてきました。その甲斐あって、幅広く仕事ができています。当センターは、そのようにキャリアパスの選択肢も広いので、いろいろチャレンジしてみたい人にもお勧めです。
職場としての雰囲気は、地域性や店舗によっても異なりますが、基本的にはアットホームな雰囲気で利用者を迎え、気持ちよく楽しくリハビリをしていただけることを目指しています。
スタッフがここで働くことを誇りに思える会社にしたい
当センターへの入職を決めた理由としてよく聞くのは、やはり自費のリハビリの実績に惹かれ、そこでしっかり学びたいというのが多いです。また、店舗が数多く、いろいろ経験できそうだと期待してくれていたり、スタッフに知り合いがいて雰囲気が良いから、という人も多いですね。
私自身は、このセンターで働いていることに誇りを持てるような会社にしたいと、ずっと思ってきました。「どこで働いているの?」と聞かれたときに、自信を持って「脳梗塞リハビリセンター」と言えるような職場でありたいのです。ですから引き続き、リハビリでも成果を出していくのはもちろん、会社全体として働きやすい職場づくりを目指していきます。
自費のリハビリでキャリアを積みたいと思ったら、当センターはその実績からも本当にお勧めです。これだけの規模で多様な経験ができ、施術だけでなくビジネス面でも成長が可能です。今後のキャリアを考えると、絶対にプラスになるといえますので、ぜひ一緒に働きましょう。